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第3回 板橋いきいき講演会を開催しました
「腰の痛みの対処のしかた」 ~自分でできること、病院でできること~
日時:4月21日(土曜日) 午後12時開場(午後1時開演)
場所:板橋区立文化会館大ホール
講演について
当日は少し風が強く吹いていましたが、晴れて気持ちの良い土曜日でした。
朝の9時過ぎから準備を始め、12時に開場しました。
文化会館は規則により、時間前は絶対に開場させてくれません。風の強い中、外で待っている方々には申し訳ないことでした。
開場後は、順調に受付が流れました。会場では照明がつくのが5分ばかり遅れ、「もう少し明るくしてください」という当然の声があがりました。すみませんでした。
演者の方は、スライドをチェックしながら時間を待ちます。
この講演会も何度もやっていますが、大勢の皆さんに向かって喋る前は、やはりドキドキします。
さあ、1時になりました。舞台にあがり、741名の参加者を前に開会の挨拶とNPOの紹介をしました。
続けて体操パンフレットや講演集の説明をしたため、時間が少し長引いてしまいました。
ひとつめの講演は、石橋がさせていただきました。「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)からくる腰のいたみ」というタイトルで、腰椎のつくり、いくつかの腰痛の原因となる病気、骨粗鬆症の病気の説明、骨粗鬆症からくる腰痛のタイプなどのお話をして、薬の治療や腹筋や背筋の体操のしかたについて説明しました。
次は、東京都老人医療センター整形外科医長の穴水依人先生の「腰部脊柱管狭窄症の症状と対策」でした。
柔らかい語り口で、腰部脊柱管狭窄症の症状、検査、保存療法、手術、特に気をつけることなどを解説してくれました。
休憩時間や会の終了後も熱心な参加者から質問を受けていました。
最後に、東京大学医学部附属病院整形外科の松平浩先生の「長く続く腰の痛み~どうすればいい?どう考えればいい?」でした。
慢性的に続く腰痛は、精神的な影響と両輪の軸の関係になります。
腰痛が続くと抑うつ状態になりやすく、抑うつ状態になると腰痛が治りにくいということがしばしばあり、そういうことを知っておくことは大切だというお話でした。
あと、高齢者の抑うつの程度を知る自己テストや腰痛予防の方法や気をつけ方を紹介してくれました。
最後にいつも好評の「質問コーナー」でたくさんの質問に答えて、会を終了しました。
午後1時。開会の挨拶。少し緊張気味。
大勢の方々に来ていただきました。
これは、最後の質問コーナーの様子です。
3人の演者で順番に質問に答えています。
板橋区立文化会館、12時の開場。
1時間も前から待ってくださってい
た方々が、順番にはいっていきます。
受付風景。
ここまで来るのに必要だったシルバーカーも
ちょっと休憩です。
開演前の会場の様子。
配布資料を熱心に見入る様子が素晴らしい。
皆さん、本当に勉強熱心です。
講演集や体操パンフレットの見本のページを
じっくり見られています。
たくさんの方々に買っていただきました。
喋る前に静かに落ち着く穴水先生。
判りやすく聞きやすいと評判は上々でした。
慢性腰痛の松平先生の話。講演の最後に、
こんな感じで身体を動かしましょうとの
身体を張った説明。
質問コーナーも終わり、皆さんが会場を出て行かれる中、舞台袖で質問に答える穴水先生。聞く方も熱心なら、答える方も熱心な様子でした。ありがとうございました。
Orthopaedic Institute for the Elderly © 2009