@ どのようにして受診しますか?
原則として予約制です。まず、病院の受付で「骨粗鬆症外来の予約をしたい」と言っていただくか、048-721-3692に電話をして予約希望とおっしゃってください。
当日でも、予約枠が空いていれば受診可能ですので受付にお問い合わせください。
ただし、受付は午前11時までです。

A 担当医は誰ですか?
担当は、石橋英明整形外科部長です。
同医師は、平成16年6月まで東京都老人医療センターに整形外科医長として勤務しており、整形外科の診療とともに、平成11年から骨粗鬆症外来も担当していました。
この外来は、わが国での骨粗鬆症外来の草分け的な存在でした。

B どういう場合に受診をするといいのですか?
以下のような方は、是非受診してみてください。
・医療機関や健康診断などで骨粗鬆症の心配があるといわれた方
・腰痛が続き、骨の強さが心配な方
・手首や背骨の骨折した事がある方
・閉経を迎えて、背骨や太ももに痛みや重さを感じる方
・若いときに比べて身長が2センチ以上縮んだ方
・リウマチなどの病気で、ステロイドの内服をしている方
・胃や腸を手術をした事のある方
・親や兄弟で骨粗鬆症があると思われる方
なお、テレビや雑誌で骨粗鬆症のことを見たり聞いたりして、「ただ心配になったので」という場合は、健康保険が効きません。

C 保険は利きますか?
はい、ほかの疾患と同じように、保険が効きます。
D 最初の診察では、どのようなことをしますか?
まず、症状の有無や既往症などをお聞きします。
次に、胸椎と腰椎、骨盤のレントゲンを撮って、背骨の変形や圧迫骨折(背骨がつぶれたり、高さが極端に減る状態)の有無を見て、そのお話をします。
最後に、骨密度、骨代謝マーカー検査(血液と尿の検査です)をします。骨密度は予約検査となります。

E 次の診察からはどのようなことをしますか?
最初の外来から、通常2週間後に来ていただいて、骨密度や骨代謝マーカーの検査結果をお話しします。その結果、必要に応じて骨を強くする薬を処方します。
その後、2週から4週ごとに様子をお伺いしながら診ていきます。
落ち着いてきたら、最長3ヶ月まで処方をする事ができます。
そして、定期的な骨の検査を必要に応じて、6ヶ月または1年ごとに続けていく事になります。検査結果により、薬を続けるかどうかを決めていきます。

F 膝や肩も痛い場合でも、一緒に診てもらえますか?
原則として骨粗鬆症についてだけの診療をします。
ただし、骨粗鬆症もあるけれど、たまたま膝も痛いといった場合は、もちろん一緒に診させていただきます。
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