わかる!くわしい!高齢者の整形外科疾患
高齢者の「少し気になる」「とても心配」といった
整形外科の病気について専門医が、
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膝がいたい

中高年の方が整形外科を受診するきっかけとなる症状の中で、腰痛と並んでとても多いのが膝のいたみです。
人間は直立歩行をするため、どうしても膝に負担がかかりやすくなります。ですので、スポーツや外傷などで膝をいためたわけでなくても、加齢とともに膝が痛くなる人が多くなります。

原因は?
膝が痛む原因として、もっとも多いのが変形性膝関節症です。軟骨が摩耗し、骨の変形がでてきて、膝の曲がりや伸びが悪くなったり、歩行や階段昇降での痛みが強くなってきます。体重が多いことや、筋力が弱いこと、膝を酷使する仕事やスポーツなどが変形性膝関節症の要因となります。

膝が痛むほかの病気として、関節リウマチ、大腿骨顆部骨壊死(だいたいこつかぶこつえし)、偽痛風(ぎつうふう)などがあります。
また、捻挫や打撲のあとに、ひどく痛みが強かったり、思ったより長引くことがあります。半月板を痛めたり、靱帯が切れたり伸びたりしていることもあります。
いずれの場合も、強く痛んで歩けないような場合、弱い痛みでも2週間以上続く場合は、整形外科を受診してみることをお勧めします。

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