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日本老年医学会学術総会で、ロコモ関連の発表をしました

6月15日から6月17日まで、東京・新宿の京王プラザホテルで、第53回日本老年医学会学術集会が開かれました。
シンポジウムやパネルディスカッションに加えて、口演演題229題、ポスター演題64題が発表されました。
そこで、高齢者運動器疾患研究所のスタッフが次の演題で口演発表しました。

「高齢者における片脚立ち上がりテストと運動機能との相関~運動機能低下の
自己テストとしての応用に向けて」

石橋英明(高運研代表理事・伊奈病院整形外科部長)
「片足立ち上がりテスト」は、片足で何センチの高さのイスから立ち上がれるかを調べるものです。
普通のイスがだいたい40~45センチくらいです。昨年の「ロコモ講習会」に参加された方229名のうち、40センチ以下の高さから片足で立てた人は45%、50センチは33%、50センチでも立てなかった人は、22%でした。
低い座面での片足立ち上がりができる人ほど、筋力やバランス、歩く速さの成績が良好でした。
家でもイスから立ち上がれるかどうかやってみてください。

「ロコモーショントレーニング(ロコトレ)非継続者の特徴~継続者との比較」
細井俊希(埼玉医科大学保健医療学部講師)

「片脚立ち上がりテストの影響する運動機能の検討~ロコモティブシンドロームに関する基礎的研究」
(発表者:新井智之)

「地域在住高齢者におけるロコトレに踵上げトレーニングを加えた有用性~ロコモ・非ロコモ群の比較~」
藤田博暁(高運研理事・埼玉医科大学保健医療学部教授)


すべて、「いきいきロコモ講習会」での運動機能評価や、ロコトレの成果に関する発表です。
学会でもなかなか良い評価をいただきました





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